TERAKOYAブログ

【経営の「ルール」と「やり方」編】 串をさす経営を手に入れろ!

経営者に必要なのは串をさす事

このページでは、YouTubeチャンネル

『毎週10分 聞いて学ぶ事業経営 2代目・3代目経営者のための TERAKOYA 寺子屋 チャンネル』

をもとに連載しています。

 

『寺子屋 チャンネル』では、2代目・3代目の若手経営者のために送る【 毎週 10 分 】 聞いて学ぶ事業経営ということで、様々な業界の2代目・3代目経営者様からのリアルなご相談にお答えする形でお届けしています。

これをお聞きの若手経営者である皆さんが、必要な意思決定をしていくための軸とヒントを得ていただけたなら、とても嬉しいです。

 

YouTubeでは、相方ケビンとの掛け合いもありとても聞きやすくなっていますので、ぜひ動画でもご利用ください。

お仕事の合間の移動中など、ながら聞きに最適です!

TERAKOYAチャンネル【経営の「ルール」と「やり方」編】

 それでは、今週も2代目社長さんからいただいたご相談から始めましょう。

「社員に陰口を言われてはいませんか?」

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今週の相談者:

茨城県土浦

住宅関係資材販売会社2代目経営者からの相談です。

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私は事業を継いで3年目になります。

先代はまだ時々会社に来ていますが、ほとんどは私が責任をもってやっています。

ただ、先代からお願いしている税理士先生がいまして。

この方は先代も「先生」と呼んでいて、会計に弱い私はこの先生がいう事は

『ハイ』か『YES』で答えているような状況です。

実はこの先生が、うちの会社の業績が落ちてきているのは営業力が弱いからだ、と営業コンサルタントを紹介してくださいました。

毎週その研修を受けているのですが、本音では社員も義務で参加している感じなのです。

断ると税理士先生の義理を欠くし・・・

「研修で業績よくならねーよ」

と、うちの営業部長は陰で言っているらしいです。

会計業務に関しては、私がもう少し経験を積んでから、この先生と話をすればいいのですが

この研修をどうすればいいのか、悩んでいます。

実際、何から整理すればいいのかわかっていません。

何かアドバイスをいただけると助かります。

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社員に陰口を言われている時の対処法

「森全体を見るという事」 

経営には、いろいろな問題が混ざってしまうことがあると思います。

その上で、今回この方が解決したい事は

1. 研修を続けるかどうか?を判断したいということ    

2. 業績が落ちてきている理由を把握すること 

でしょうか。

まず、この方にお話し差し上げたいのは

お付き合いは大事ですが、お付き合いで出た結果に対しても、経営者が全ての責任を負わなければならない

という事を理解しておいて頂ければと思います。

そしてもう一つはよく言われるように

1本の木だけを見て森全体を見なければ、その森が良い森か、枯れ始めている森か?

はわからないという事です。

ですので、結論から言えば、

この会社の業績が落ちている理由も、研修をすべきかも、

森という全体を見ないと分からないという事です。

人事コンサルタントは常に人事の事を考えています。

営業コンサルタントは営業、財務コンサルタントはお金の事を中心に考えています。

業績が下がってきている時にコンサルに仕事をお願いすれば、

人事コンサルタントは「人事研修」を増やしたり、営業コンサルタントは「営業マンを増やす事」を会社に進めます。

しかし、財務的に見たら「今人材を増やすことは労働分配率の視点からは適切ではない」かもしれません。

こうやって、外部の船頭さんが多くなっていきますが、実際の会社の運転手さんが不在になっていくことをよく見かけます。

経営は森全体を見ることが大切

ゼネラリストの視点

ですので、経営者に必要なのは串をさすという事です。

串をさすとは 営業、人事、財務などを横ぐしをさして 方向を定めるという事です。

そのために必要なのが「ゼネラリストの視点」を持つ事が必要ではないでしょうか。

経営とは、人事とは?、セールス・マーケティングとは?、財務とは?

言うまでもなく総合的な視点と判断が必要になります。

先ず、この方はゼネラリスト的視点で、「自社に何が起きているのか」を森をみるように整理することから始めてはいかがでしょうか。

何を学べばいいのか???

では、ゼネラリストの視点はどうやって修得すればいいのでしょうか?

難しいですよね。

恐縮ですが、私が運営している社団法人の経営者向け学習プログラム「TERAKOYAのメソッド研修」で行われなっているプログラムを、参考にして頂けるといいと思います。

最低限必要なことを3日間で学ぶものです。

このプログラムを受けて下さいという事ではなく、最低限のゼネラリストの視点がプログラムの項目になっていますので、学ぶべき事が何かという事に活用して頂けると思います。

プログラムのメニューを道具箱に入れておきますので参考にしてみてください。

お読みくださって、ありがとうございます。

串を刺す経営の為の教育プラン・プログラムメニュー

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1-2 串を刺す経営が出来るための【教育プラン・プログラムメニュー】

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